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デジタルギフトを大量配布する手配手順と主要サービスの選び方

2026/10/07

デジタルギフトを大量配布する手配手順と主要サービスの選び方

「キャンペーンの当選者100名に個別にメールを送っていたら丸一日が潰れてしまった」「Excelで管理していたギフトURLを誤って同じ人に二重送付してしまい、冷や汗をかいた」

SNSキャンペーンの当選対応、アンケート回答謝礼、展示会でのノベルティ配布など、法人施策でデジタルギフトを活用する場面は急速に増えています。しかし、個人向けのギフトサービスをそのまま流用して何百件もの手配を回そうとすると、現場のオペレーションは瞬く間に破綻してしまいます。

法人向けのデジタルギフト専用ツールを正しく導入すれば、CSV(表計算ソフトで扱える一覧データ)によるURL一括発行や、API連携(システム間で自動連動する仕組み)により、手作業の送信工数を90%以上削減できます。この記事では、大量配布で直面する3つの課題の解決策から、自社の施策に合わせた手配ルートの選び分け、主要4大サービスの客観比較、そして現場で事故を起こさないためのトラブル回避策までを解説します。

【本記事の結論】

手配ルートの選び分け: 単発施策や急ぎの手配ならエンジニアの開発が不要な「CSV一括納品」、定常運用や即時抽選なら「API連携(システム自動連携)」が最適です。

主要4サービスの適性: 少額バラマキならデジコやgiftee for Business、メール配信代行まで任せるならQUOカードPay、自社商品やオリジナルカタログで特別感を届けるならAnyGift Businessが適しています。

現場トラブルの防止: 短時間の大量送信による迷惑メール判定を避け、配布番号の一元管理でURL二重送付を防ぎ、個人情報を一切預からない仕組みで情報漏洩リスクを遮断します。

手作業から解放されるデジタルギフトの仕組み

法人でデジタルギフトの大量手配を初めて検討する担当者様が最初に突き当たるのは、「個人利用を前提としたサービスでは業務が回らない」という現実です。なぜ手作業での運用が限界を迎えるのか、その理由とデジタル化による業務改善のポイントを整理します。

手打ちとコピペで起きる「誤送信と二重配布」の恐怖

個人向けのeギフトサービスは、友人や知人に1件ずつ贈ることを前提に設計されています。そのため、当選者や回答者100名にギフトを届けようとすると、担当者が相手のメールアドレスを手入力し、発行されたURLを1件ずつメール本文に貼り付けて送信する作業が100回発生します。

施策終了後の繁忙期にこのような単純作業が重なると、どうしても集中力が途切れがちになります。その結果、「Aさん用のギフトURLを誤ってBさんにも送ってしまい、同じコードを二重配布して使えなくなる」「送信先のアドレスを間違えて社外秘のリンクが第三者に届いてしまう」といった致命的な事故を引き起こします。

さらに、誰に送信が完了していて、誰がまだ受け取っていないのかをリアルタイムに追跡する手段もありません。お客様から「届いていない」と問い合わせが入るたびに、メールソフト(メーラー)の送信履歴やスプレッドシートを目視で突き合わせる膨大な調査工数が奪われてしまいます。

住所を集めずにURLだけで届ける「個人情報を持たない」安心感

従来の現物ノベルティや紙の商品券を大量配布する場合、最も重い負担となっていたのが「個人情報の取り扱い」です。

キャンペーンの当選者確定後に住所収集フォームを用意し、氏名・郵便番号・電話番号を集め、スプレッドシートにまとめて梱包・発送作業を行うプロセスには、常に情報漏洩のリスクが付きまといます。社内のセキュリティ規定やプライバシーマーク(Pマーク)の基準に沿った厳格なデータ管理が求められ、発送完了後のデータ削除確認まで法務や情シスの工数を拘束していました。

デジタルギフトの法人専用ツールを導入すれば、主催者側は個人情報を一切保持する必要がなくなります。受取人には受取用URLのみを案内し、受取人自身がWeb画面上で希望の電子マネーへの交換や、自宅住所の入力を行います。企業側は配送先住所や個人情報を社内に一切残さずに済むため、法務チェックのハードルを大幅に下げながら安全に施策を完了できます。

CSVとAPIはどちらを選ぶべき?手配ルートの判断基準

法人向けサービスでデジタルギフトを大量手配する際、担当者様が最も迷うのが「CSV一括納品」と「API自動連携」のどちらを選ぶべきかという点です。社内のエンジニアリソースや施策の実施スケジュールに合わせて、無理のない手配ルートを選ぶ必要があります。

開発なしで今すぐ配りたいなら「CSV一括納品」

社内に開発リソースがなく、今週末のキャンペーンや月末の謝礼送付にすぐ間に合わせたい場合は、迷わず「CSV一括納品(表計算ソフトで扱える一覧データ)」を選択してください。

CSV納品では、Web上の管理画面から配布したい件数や額面、ギフトの種類を指定して発注します。審査完了後、発行された個別URLのリストがCSVファイル(Excelなどの表計算ソフトで一覧管理できるデータ形式)として一括ダウンロードできるようになります。

自社でシステム開発を行う必要が一切ないため、マーケティング担当者や総務担当者だけで手配を完結できます。発注から最短数時間から翌営業日程度でURLが納品されるスピード感も大きな魅力です。単発のSNSキャンペーン、四半期ごとの顧客アンケート謝礼、社内表彰など、不定期または単発で実施する施策の多くはCSV一括納品で十分に効率化できます。

アンケートや抽選を自動で連動させるなら「API連携」

一方で、ギフトの付与を定常的に行いたい場合や、ユーザーのアクションに対してその場でリアルタイムにギフトを付与したい場合は「API連携(システム間で自動連動する仕組み)」が適しています。

自社会員基盤、自社アプリ、顧客管理システム(CRM)、キャンペーンシステムとギフト配信サーバーをAPI(システム間でデータを自動送受信する接続の仕組み)で直接接続します。これにより、ユーザーがアンケートへの回答を完了した瞬間や、X(旧Twitter)上でリポストしてその場で当落がわかる即時抽選(インスタントウィン)に当選した瞬間に、システムが自動でURLを発行して画面上に表示させることが可能です。

API連携を導入すれば、担当者がCSVファイルをやり取りする手作業すらゼロになります。また、実際にギフトが発行された分だけ後払いで精算できるサービスが多いため、事前に余分な在庫を買い付けるリスクもありません。ただし、初期のシステム接続には自社エンジニアの開発工数が必要となり、接続テストやセキュリティ設定(特定のアクセス元のみを許可する通信制限など)の期間をあらかじめ確保しておく必要があります。

比較項目

CSV一括納品

APIリアルタイム連携

開発工数

不要(担当者単独で完結)

必要(自社システム開発・テスト)

納品・導入スピード

最短即日〜翌営業日

約2週間〜1ヶ月程度の開発期間

配布のタイミング

まとめて一斉送信

ユーザーの行動に応じて即時自動付与

適した施策頻度

単発キャンペーン・定期アンケート

常時稼働キャンペーン・会員特典

在庫・予算管理

事前に必要数をまとめて発注

発券実績に応じた後払い精算が主流

大量配布に強い主要4社をどう選ぶ?強みと向かないケース

大量配布に対応している法人向けデジタルギフトサービスは複数存在しますが、各社によって得意とする配布規模や商品ラインナップ、提供機能には明確な違いがあります。自社の施策目的に合わせて、最適な1社を選定しましょう。

少額を大量にばらまくSNS施策ならデジコとgiftee

SNSでのフォロワー獲得キャンペーンや、数万人規模の即時抽選(インスタントウィン)施策のように、100円から500円前後の低単価ギフトを圧倒的なボリュームで配布したい場合は、デジコまたはgiftee for Businessが定番の選択肢となります。

デジコ(株式会社DIGITALIO / CARTA HOLDINGS)

出典:デジコ 公式サイト

デジコは、株式会社DIGITALIOが運営する法人向けサービスです。初期費用・月額費用が0円で、1円単位での柔軟な額面設定が可能です。管理画面からの発注後、最短2時間でCSV発券が完了する圧倒的なスピード感を誇ります。PayPayマネーライト、Amazonギフトカード、カフェで使えるドリンクチケットなど最大6,000種類のラインナップに対応しており、受け取り手の属性を選ばない汎用性の高さが強みです。ただし、産直グルメや自社商品などの現物商品を同一カタログ内で選ばせる施策には向きません

giftee for Business(株式会社ギフティ)

出典:giftee for Business 公式サイト

giftee for Businessは、株式会社ギフティが提供する国内最大級のeギフトプラットフォームです。全国のコンビニコーヒー、ファストフード、スイーツチェーンなど、身近な店舗で使える100円前後のカジュアルチケットを豊富に取り揃えています。X(旧Twitter)のフォロー&リポストでその場で当たりが分かる抽選システム(インスタントウィンツール)を自社でパッケージ提供しており、キャンペーン事務局の運用負荷を大幅に下げられます。

なお、店舗引換型のチケットを選ぶ際は対象者の生活圏に店舗があるか確認が必要です。地方在住者向けや高額なインセンティブ施策の場合は、同サービスが扱う配送型ギフトやカタログ型を組み合わせることで柔軟に対応できます。

メール配信代行まで丸ごと任せるならQUOカードPay

自社にMAツール(顧客データに合わせてメールを自動送信するマーケティングツール)や大量メール配信システムがなく、当選者リストへのメール送信作業そのものを外部に委託したい企業には、QUOカードが非常に適しています。

QUOカードPay(株式会社クオカード)

出典:QUOカードPay 公式サイト

QUOカードPayは、株式会社クオカードが展開するデジタルギフトです。受け取り手側が専用アプリのインストールや面倒な会員登録を一切行う必要がなく、届いたURLをスマートフォンで開くだけで即座にバーコード決済ができる手軽さが最大の魅力です。オンラインストアの一括注文機能により、1回で最大200万コード・総額10億円までの大規模発注に対応しています。

さらに、オンラインストアから無料で利用できる「電子メール配信代行サービス」が用意されています。宛先リストをCSVでアップロードするだけで、指定の日時に一斉配信を行ってくれるため、自社でメール配信環境を持たない企業でも安心して大量配信を完結できます。ただし、QUOカードPay単一の決済手段となるため、複数商品から自由に選べるカタログ形式にしたい場合には向きません。

特別感のあるカタログや自社商品で届けるAnyGift Business

単なる金券のバラマキではなく、企業のブランドイメージを高めたいキャンペーンや、アンケート回答者への特別な謝礼、展示会でのプレミアムノベルティには、AnyGift Businessが最適です。

AnyGift Business(AnyReach株式会社)

出典:AnyGift Business 公式サイト

AnyGift Businessは、自社のEC商品や厳選された産直グルメ、スイーツ、高級家電など5,000点以上の商品を組み合わせ、企業専用の「オリジナルデジタルカタログ」を一括作成できる法人向けプラットフォームです。受け取り手は届いたURLを開き、カタログの中から好きな商品を自由に選んで受け取れます。

CSVによるURL一括納品はもちろん、オフラインイベントでの配布実績も豊富です。Coral Capital様のカンファレンス事例では、ギフトURLをQRコード化して参加証名札の裏面に印刷し、手渡しノベルティとして配布することで、重い紙袋の持ち帰りや事前の住所収集を完全にゼロにしました。初期費用0円・月額費用0円で、1件などの小ロット(ごく少数)の発行にも柔軟に対応しています。数十円単位の超少額チケットを何十万人にただばらまくだけの施策には向きませんが、顧客満足度やブランド価値を重視する施策で圧倒的な効果を発揮します。

サービス名

初期 / 月額費用

最低ロット

発券スピード

主な商品ラインナップ

配信代行

API連携

向いている施策

デジコ

無料 / 無料

1円〜

最短2時間

PayPay、Amazon、各種ポイント

なし

あり

少額大量バラマキ、即日納品

giftee for Business

無料 / 無料

100円〜

数営業日

コンビニ、カフェ、外食チケット

オプション

あり

SNS即時抽選、カジュアルギフト

QUOカードPay

無料 / 無料

50円〜

翌々営業日〜

QUOカードPay単一

無料付帯

あり(審査制)

メール配信環境なし、超大規模配布

AnyGift Business

無料 / 無料

1件〜

即日〜数営業日

自社商品、厳選グルメ、家電、金券

相談可

あり

カタログギフト、ブランド向上、展示会

相手の手元へどう届ける?接点で選ぶ4つの配布ルート

デジタルギフトのURLが納品された後、相手の手元へ届けるチャネルはメールだけではありません。見込み顧客やキャンペーン参加者との接点に合わせて、最も到達率が高く自然なルートを選択しましょう。

メールアドレスが分かる相手に一括送信する

最も標準的な手法が、自社のメール配信システムや顧客管理ツールを用いた一斉送信です。

CSVで納品されたURLリストを受信者リストのデータと突合し、受信者ごとに異なるURLを自動挿入する「差し込み機能」を使ってメール本文に設定します。既存のメルマガ会員向け特典や、セミナー参加者へのアンケート謝礼など、すでにメールアドレスを把握している施策で最もスムーズに運用できます。自社に配信環境がない場合は、前述のQUOカードPayなどの無料配信代行サービスの活用が現実的な選択肢となります。

XやLINEのキャンペーン当選者へ自動でDMを送る

SNSマーケティングにおいて絶大な威力を発揮するのが、X(旧Twitter)やLINE公式アカウントのダイレクトメッセージ(DM)を活用した配布です。

gifteeのキャンペーンツールなどを連携させることで、フォロー&リポストや友だち追加を行ってくれた当選者に対し、システムが自動で個別DMを送信します。担当者が手作業でDMを送る手間が完全に排除され、当選直後の最もユーザーの関心や熱量が高い瞬間にギフトを届けられます。

展示会や店頭でチラシや名札にQRコードを印刷して配る

オフラインのリアルイベントで圧倒的な業務効率化を生み出すのが、URLを二次元コード(QRコード)化して印刷する手法です。

あらかじめ発行したデジタルギフトURLをQRコードに変換し、チラシ、ノベルティカード、名札の裏面、製品の同梱物に印刷します。来場者にその場で手渡しできるため、名刺交換前の来場者や店頭の一般顧客に対しても、個人情報を集めることなくスマートにギフトを配布できます。現物ノベルティのように重い段ボールを会場に搬入・搬出する手間や、余った在庫を廃棄するコストも一切発生しません。

自社アプリやWeb画面上でその場でギフトを表示させる

自社のWebサービスやスマートフォンアプリをお持ちの場合は、画面上に直接ギフトURLをポップアップ表示させる配布ルートが効果的です。

Webフォームでの回答送信完了画面や、アプリの初回ログイン時、所定のミッション達成時に、API経由でリアルタイムにギフト受け取りボタンを表示させます。メールを開封してもらうステップすら省けるため、ギフトの受取完了率を劇的に向上させることが可能です。

送信エラーやクレームを防ぐ!大量配信の5大トラブル回避策

大量のデジタルギフトを配信する際には、個人向けギフトにはない特有の落とし穴が存在します。現場で事故やクレームを引き起こさないために、事前に必ず以下の5つの回避策を講じておきましょう。

"迷惑メール判定"されないための配信設定と到達率対策

数千件単位のURLを含むメールを社内の通常のメールソフト(OutlookやGmailなど)から短時間で一斉送信すると、受信側の通信会社(プロバイダ)や企業のセキュリティ判定によって「迷惑メール(スパム)」とみなされ、迷惑メールフォルダに振り分けられるか受信拒否されます。

これを防ぐためには、なりすましや迷惑メール扱いを防ぐ標準的な認証設定(SPFやDKIM、DMARCと呼ばれる送信元チェックの仕組み)が整った専用のメール配信システムを使用することが不可欠です。また、一度に全件を一斉送信するのではなく、配信間隔を数秒ごとにあけて少しずつ送る分散配信(スロットリング配信)を行い、不審な短縮URLではなく正規のドメインURLをそのまま記載することで、到達率を大幅に改善できます。

URLの二重送付や渡し忘れを防ぐ「配布番号と進捗」の一元管理

スプレッドシート上でURLを手動でコピペしながら配信リストを作っていると、行のズレによって同じURLを2人の当選者に送ってしまったり、特定の行を丸ごと送信し忘れたりする事故が頻発します。

大量配布を行う際は、必ず受取人ごとに固有の「顧客番号」や「当選番号」をあらかじめ割り振っておき、ギフトURLと1対1で機械的に突合させて管理してください。管理画面上で「未送信」「送信済」「受取済」「エラー」の配信進捗(ステータス)が一目で判別できる仕組みを採用することで、人的なミスを完全に排除できます。

「使えない」クレームを防ぐ!受取URLと交換後の「2つの期限」案内

デジタルギフトには、「ギフト自体の受け取り期限(専用Webページで商品の選択や手続きを完了するまでの期限)」と、「交換した後の電子マネーやポイント自体の利用期限」という、性質の異なる2つの期限が存在します。

受取人が「ページを開いたから大丈夫」と手続きを完了させずに放置し、期限が切れてから「ギフトが使えない」と問い合わせてくるトラブルは後を絶ちません。案内メールの目立つ位置に「ギフト受取期限:〇月〇日(〇)23:59まで(※手続き完了まで)」と大きく記載するとともに、受取状況ダッシュボードを確認し、期限の数日前に未受取者に対して自動でリマインドメールを送信する運用を徹底しましょう。

未受取のギフト代を無駄にしないための精算モデルの確認

大量キャンペーンを実施した場合、一定割合(一般的に10〜30%程度)の受取辞退や未受取が発生します。

事前に全件分を一括で購入する「前払い買い切り型」の場合、相手が期限内にギフトを受け取らなくても、事前に支払った代金は失効して返金されません。予算消化が目的であれば問題ありませんが、コスト効率を追求したい場合は、実際にユーザーがURLを開いて受け取った件数分だけ後から請求される「受取実績課金型」のサービスや、失効分が返金される精算モデルを選定することが予算防衛の重要なポイントになります。

当選者の住所や氏名を社内に残さない運用でリスクを消す

従来のキャンペーンでは、配送が終わった後も社内の共有サーバーや個人のパソコン内に当選者リスト(氏名・住所・電話番号)のExcelファイルが長期間放置され、情報漏洩の火種となっていました。

デジタルギフトの運用では、配送先住所が必要な現物商品であっても、受取人がギフトプラットフォーム側のセキュアな専用画面に直接住所を入力します。主催者側の社内ネットワークには個人情報が一切通過・蓄積されない運用フローを確立することで、監査や個人情報保護の規定を完璧にクリアできます。

企画から経理精算まで手戻りなく進める実務5ステップ

実際に法人向けデジタルギフトを大量手配する際の実務手順を、5つのステップで整理します。全体のスケジュール感を把握して、余裕を持った手配を進めましょう。

ステップ1:配布規模と手配ルートを決める

まずは施策の目的(SNS拡散、謝礼、展示会ノベルティ)、配布予定件数、1人あたりの予算単価を確定させます。続いて、エンジニアの開発期間が取れるか、単発で急ぎ配りたいかを判断し、CSV一括納品かAPI連携かの手配ルートを決定します。

ステップ2:金券かオリジナルカタログかを選ぶ

ターゲット層の属性や好みに合わせて、提供するギフトの内容を決定します。不特定多数への少額施策であれば汎用電子マネーやコンビニチケット、既存顧客への謝礼やブランド価値を高めたい施策であれば、自社商品やグルメを取り揃えた選べるオリジナルカタログを選択します。

ステップ3:発注・審査を通し、納品までにかかる日数を確認する

利用するサービスに申し込み、法人契約の審査や反社チェックを受けます。見積書を確認した上で、銀行振込または請求書払いによる発注手続きを行います。CSV納品の場合は発注から最短数時間〜2営業日程度、API連携の場合は自社システムとの接続開発期間(2週間〜1ヶ月程度)を見込んで進行します。

ステップ4:配信ツールやQR印刷でURLを一斉配布する

納品されたCSVデータを自社のメール配信システムに取り込むか、QRコードとして印刷物にレイアウトします。本番配信の前に、必ず自社のテスト用アドレスや社内端末宛にテスト送信を行い、リンクが正しく開くか、メール文面に崩れがないかを確認してから一斉配信を実行します。

ステップ5:受取実績のデータを出力して経理精算と効果検証を行う

配信後は、管理画面のダッシュボードで受取状況をリアルタイムにモニタリングします。施策終了後、受取完了件数や未受取件数がまとまった実績データをダウンロードし、経理部門への正確な支払いの証明書類(エビデンス)として提出します。どの商品が最も選ばれたのかを分析し、次回のキャンペーン設計に役立てましょう。

大量配布で変わること ── 導入前後の工数・リスク比較

個人向けサービスの手作業流用から、法人向け専用ツールへの切り替えによって、現場の業務負荷とリスクは劇的に改善されます。

業務項目

個人向けサービスの流用(従来)

法人専用ツール導入後

100件への送付操作

メアド手入力とURLコピペで100回送信(丸1日拘束)

CSVの1回アップロードまたはAPI自動連携(数分で完了)

送付状況の把握

確認手段がなく「送ったきり」でブラックボックス化

管理画面のダッシュボードで受取状況をリアルタイム一覧表示

未受取者への対応

個別DMや手動の再確認作業に追われる

管理画面から未受取者へリマインドを一括自動送信

個人情報の管理

住所・氏名のExcel管理と漏洩リスクの負担

主催者は一切住所を保持しない完全な安心設計

経理提出書類

担当者がスプレッドシートで手作業集計

受取実績データの一括ダウンロードファイルをそのまま提出

実際に導入した企業様からは、「以前は当選者100名分の景品手配を個別対応しており、送付先確認・個別発注・問い合わせ追跡で何十時間もの工数が奪われていましたが、導入後は作業がCSVアップロードと配信のみになり、運用工数が95%削減されました」という声をいただいています。

ラインナップと費用体系

AnyGift Businessでは、キャンペーンの規模やターゲットに合わせて選べる5,000種類以上の豊富なギフトラインナップを取り揃えています。

1,000円前後の手軽なカジュアルギフト(コメダ珈琲店チケット、UCCコーヒー、映画鑑賞チケットなど)から、5,000円・10,000円・20,000円台の厳選産直グルメ、高級スイーツ、生活家電、美容アイテムまで幅広くカバーしています。単品での配布はもちろん、複数商品を自由に組み合わせた企業専用のオリジナルカタログを作成することも可能です。

初期費用および月額固定費は完全無料です。キャンペーンを実施しない月は維持コストが一切かかりません。1件からのごく少数(小ロット)の発行にも柔軟に対応しているため、まずは数十名規模のテスト配布で効果を検証してから、数千名規模の本番施策へ拡大するといった段階的な導入が可能です。詳しい費用体系やお見積もりについては、施策の規模に合わせて個別にご案内しております。

活用シーンと導入事例

法人向けデジタルギフトの大量配布は、すでに多くの先進企業で成果を上げています。

  • キャンペーン景品のデジタル配布(タイヤ販売企業):
    グルメ・スイーツ商品をキャンペーン景品として採用。商品の受け取り用URLを発行し、当選者へのギフト提供に活用しました。

  • LP向けイベントでの手土産配布(Coral Capital様):
    ファンドへの出資者であるLP(リミテッド・パートナー)向けの報告イベントで、手土産としてeギフトを採用。ギフトURLをQRコード化して参加者の名札の裏に印刷し、受け取った方が好みのお菓子を選べるカタログ形式で配布しました。

    詳しくはこちら:https://business.anygift.jp/businesscases/coralcap

  • ホテルチェーンのプレゼントキャンペーン(ホテル運営企業):
    ホテルチェーンのプレゼントキャンペーンで、当選者向けの商品受け取り用ギフトURLを活用しました。

まとめ ── 施策に合った手配ルートを選べば大量配布の工数はゼロになる

AnyGift Business サービス概要画面

法人向けデジタルギフトの大量配布を成功させる鍵は、個人向けの手作業を我慢して続けることではなく、施策の性質に合わせた最適な手配ルートを選択することにあります。

単発施策や急ぎのアンケート謝礼であれば開発不要の「CSV一括納品」、定常運用や即時抽選であれば「API連携」を採用することで、何百件もの個別送信に伴うミスや工数から完全に解放されます。また、単なる金券バラマキで終わらせず、ブランドイメージを高めたい施策では自社商品やオリジナルカタログを活用することが、受け取り手の満足度や好感度の向上に直結します。

まずは自社のキャンペーン規模や予算に合わせた最適なギフト設計について、お気軽にご相談ください。

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よくある質問(FAQ)

最低何件から発行できますか?

1件から発行可能です。大規模なキャンペーンを前に、まずは社内テストや小規模なイベントで実際の受取フローを確認してから本配布に踏み切ることができます。

ギフトURLの有効期限はどのくらい設定できますか?

ギフトの受け取り期限は、URL発行時に1日〜180日の範囲で設定できます。期限内に受け取り手続きが完了しなかった場合、URLは失効します。

メールアドレスを持っていない相手にも配布できますか?

はい。メール以外にも、SNSのメッセージでURLを送ったり、URLをQRコード化してカードや名札に印刷して渡したりできます。なお、受け取り手続きで必要となる情報は、ギフトの種類や受取フローによって異なります。⁠

受取人の住所を自社で集めて管理する必要はありますか?

配送型ギフトでは、受取人がギフトURLから配送先住所を入力するため、主催者が事前に住所を回収する必要はありません。住所回収に伴う作業や、個人情報の取り扱いに関する負担を軽減できます。⁠

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